樹木を元気に育てるには、
①樹木足元の土壌改良or施肥 と ②枝抜き が重要です!
①足元が腐葉土などで、フカフカな状態になっていることで、保水が高まり根がいきいきと伸び、樹木が健康に成長します。 土壌の状態もよくなり、化成肥料や消毒の使用量も減ります。
年に一度は、足元に堆肥を置きましょう。
市販のバーク堆肥や腐葉土でも良いですが、てるかは、生ごみの堆肥を使用しています。生ごみ堆肥の作り方は↓
■「てるか東庭エコボックス」へ
その他、お薦め参考書籍をご覧ください。↓■「土を育てる」→*植栽してから最低1年間は、バラなど特殊なものを除いて肥料を与えません。
(水や肥料が多すぎるると新しく根を伸ばそうとしないからです)
「寒肥え」1月~3月(通常はこれだけでOK)、完熟堆肥などの有機肥料を与えますが、
これらは成分が効き始めるのが、遅いので、樹木が勢いを増す前の寒い時期に
施して起きます。(有機は土壌の回復を促します)
「春肥」「秋肥」寒肥を忘れた場合や、樹木の生長が思わしく無い場合は、即効性の化成肥料を与えましょう。
「お礼肥え」開花結実後5月~8月 花や実が終ったすぐに行う。
②剪定:乱れた枝や、込んだ枝を、間引く(枝抜)と、見た目の樹形も良くなりますが、風通し、日当たりも良くなり、貝がら虫などの虫害も防ぐことが出来ます。
混みすぎている枝を払いましょう。良く切れる鋏でスパッといきましょう。右図を参考に重なり枝・逆さ枝・ふところ枝・徒長枝・下がり枝・交差枝
などを抜いていきます。怖がらずにチャレンジしてみてください。
樹木全体の3分の1までの剪定であれば、枯らす心配はないでしょう。
(注意:一度に多く刈り込みすぎると、根が吸った水を蒸散できなくなり枯れることがあります。)
<常緑樹> 新芽が安定した頃 (6~7月)
<落葉樹> 葉を落したあと (12~3月)
<花 木> 花が終ってすぐ
<果 樹> 休眠期に古い枝を抜き取る
その他③夏日の水遣り
植栽後,根が地面に張るまでの1・2年間は、足元が乾いていたら、潅水してください。ハナミズキ・ヤマボウシ・ヒメシャラなど、夏に弱い樹木は、根をしっかり地面に張る2・3年までの真夏は、足元に直射日光が当たらないように、ワラなどをかぶせ、涼しい空間を作ってあげてください。 ※ただし、水のやりすぎは、根を地面に伸ばしません。又根腐れする場合もありますので、樹木足元の土壌が乾いた場合に限ります。
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